content: 《B→C》黒田鈴尊 尺八リサイタル

東京オペラシティ文化財団主催の名物リサイタル《B→C》に出演します。

“尺八によるダンスミュージック”をテーマに、視えざる踊り手との共演と脳内ダンスを目指して選曲した渾身のプログラムでお届けします!このリサイタルへの出演は夢でした。想いは書ききれません。聴きどころをご紹介します。(タワレコの機関誌intoxicate掲載のインタビュ→http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18821)



一曲目に演奏する『奥州薩慈』は古典尺八のエッセンスが凝縮された名曲で、其の昔吉原ではこの曲の流しが禁じられたといいます。其の訳は“この曲を聴くと、その哀切さに男女の心中が増えてしまうから。”
先月の国際尺八コンクールinロンドンでの優勝曲(自由曲)です。



現代作曲界の若き三冠王(昨年の武満徹作曲賞第一位、尾高賞、そして先月芥川作曲賞)、その圧倒的な技術とオリジナリティで正に「時の人」である坂田直樹氏の新作尺八ソロ。



NHKムジカ・ピッコリーノでも活躍中、ラジカルにオリジナルなコンテンポラリーミュージックを創造し続けている網守将平氏の新作(Loopstationを使用する尺八ソロ)。氏の音楽背景を識るインタビュ→http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/13232



ファンとしても、アンサンブル室町での氏の作品演奏者としても、聴くのも演奏するのも正に代替の効かない“体験”を齎して下さる権代敦彦氏の新作尺八ソロ『Swan Song~白鳥の歌~
尺八のための op.167』。



敬愛する二人の助演者、岡村慎太郎氏、中島裕康氏との三曲アンサンブルでお届けする江戸時代の室内楽の傑作『残月』。



革新的な息の音楽哲学である細川俊夫氏『線I フルートのための』世界初の尺八での演奏。



何度聴いても演奏しても驚きに満ちている未聴感の宇宙、山本和智氏『Aquifer A/B』。


邦楽に初めてセリー技法と重音を用いて作曲されたエポックメーキングな傑作・入野義朗氏『尺八と箏のための協奏的二重奏』。利根英法記念邦楽コンクールでの優勝曲で、NHK Eテレに初出演させて頂いた思い出の曲でもあります。



そして、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番を尺八で!



10/16(火)東京オペラシティ リサイタルホールにて19時開演。会場でお目にかかる事、音時空を共有出来ます事を、心より楽しみにしております。

チケットのご予約はこちらからお願い申し上げます。https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=8775

live_date: 2018/10/16
live_area: tokyo
address: 東京オペラシティリサイタルホール
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